google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(110)いわき湯本 「石城地方」

2013年5月3日金曜日

新・日本紀行(110)いわき湯本 「石城地方」







新・日本紀行(110)いわき湯本 「石城地方」



「石城地方」について・・、 

小生の実家は、昭和の初期までは福島県石城郡湯本町であった。 
今は、平仮名の「いわき市」になっているが、本来の「石城」は「いしき」ではなく「いわき」である。 
この「石城地方」について更に付け加えたい。



「石城」(いわき)は、古事記、日本書紀、風土記に表れる古来の和字は「伊波岐」と記されているらしい。
古代から中世にかけて「いわき」は、磐城とか岩城とも書くし、岩木とも書くことがあったらしいが、本来は石城である。 
「続日本紀」(平安初期の歴史書)には陸奥国石城郡と書かれているし、それが昭和初期の頃まで福島県石城郡・・、であった。


古代、大和朝廷の北への開拓は、「日本武尊」の東征では大和から相模国、安房国、常陸国あたりの道筋とされているが、その後も石城から次第々々に北に向うのである。

古代・石城地方は、蝦夷(えみし)の勢力と新政・大和朝廷の勢力が拮抗していた地域でもあり、やがて、東征後は大和朝廷の傘下に治まり防衛前線基地となったともされてる。
所謂、この地で大石を組み、並べ、城塞化したのが「石城」であり、古代の築城施設であった名残りが石城となったのだろうと唱える先生方もいるようである。


石城地方は、古くからは関東圏に内包され、東北地方ではもっとも早く開発されて、大和朝廷化した地域であることは確かであろう。 弥生文化といわれる生活様式も鉄器、稲作などが導入されたのも比較的早く、そして海の幸・山の幸を含めると、石城地方がある時期、東北地方でもっとも豊かであったらしい。
季節的にも普通云われる東北のイメージとは異なり、雪などはめったに降らない温暖な地で、東北の「湘南」とも言われている。 



いわき湯本 「石城地方・Ⅱ」




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