google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(128)千葉 「千葉神社」

2014年1月27日月曜日

新・日本紀行(128)千葉 「千葉神社」





 新・日本紀行(128)千葉 「千葉神社」 



https://encrypted-tbn1.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQN0gF6ucDPa0APFCIzfvYe6VCeZE2cXJUkh08NyQmfkDeLjvGKrw
千葉神社


http://granpartita.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2010/05/30/002.jpg
千葉・寒川神社







千葉市繁華街中心、千葉駅東方に妙見様と言われる「千葉神社」がある。
初め、千葉氏の守護神である妙見菩薩を本尊とする寺院(千葉妙見宮)として建立されたもので、千葉氏宗家のみならず千葉氏一族の信仰が篤く、宗家の相続元服は代々この寺で行われたという。
また、千葉常胤の案内で同寺を参拝した事で知られる源頼朝からも手厚く保護されていたという。

江戸期までは、真言宗の寺院であったが、明治初年の神仏分離によって千葉神社となり、本尊も祭神:天之御中主大神(アメノミナカヌシノカミ:古事記でいう天地創造の神で、天孫降臨以前の高天原の最初の神とされる)に改められた。 
ただし、妙見菩薩と天之御中主大神は長年、神仏習合によって同一とみなされてきた経緯があり、今日でも同社が「妙見信仰」として祀られている事には変わりがないという。

妙見様」とは妙見菩薩のことで、北極星あるいは北斗七星を神格化した菩薩で人の福寿を増すといい、特に、眼病平癒を祈る妙見仏の本尊として広く信仰されているという。



千葉市内のもう一社:上総の国の「寒川神社」についても触れておこう。 我が相模の国(神奈川)の一宮である寒川神社とは兄弟神に当たるからである。

千葉市のほぼ中心地に寒川町(さむかわちょう:千葉市中央区寒川町)という地名があって、こじんまりではあるが「寒川神社」が鎮座している。
相模の寒川神社が元宮であろうといわれているが実際には不明だとか、元は明神社と云われて寒川地区の総鎮守であり、天照大神を主神に寒川比古命、寒川比女命を相神に祀っている。

天正19年(1591)徳川家康も社領十石を寄進していて、明治元年(1868)に社号を寒川神社に改めている。
尚、「寒川神社」とはどのような神社なのか・・?これらの詳細は私論を含めて「日本周遊紀行:西日本編」の「茅ヶ崎:寒川神社」の項に記載いたします。



更に、千葉についてだが・・、

戦国末期、豊臣秀吉が天下を統一すると、関東の地を徳川家康に与えている。
次いで家康が江戸に幕府を開くと、両翼とされる相模の国同様、「房総・千葉」は江戸のおひざ元として、経済的にも軍事的にも重要な地になった。 
幕府は、当地に外様はもちろん譜代の藩も置かず、天領、旗本領として直轄支配していた。
こうして「千葉」は江戸幕府直轄地として発展し、現在に至っているのである。

次回は大東京、お江戸の象徴・「江戸城

【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」





.
01. 15.

Google Analytics トラッキング コード