google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 新・日本紀行(37)紀伊地方 「神武天皇」 

2015年4月11日土曜日

新・日本紀行(37)紀伊地方 「神武天皇」 







  新・日本紀行(37)紀伊地方 「神武天皇」  





http://cdn.mkimg.carview.co.jp/minkara/spot/000/000/714/466/714466/714466.jpg?ct=7e1e2f51ce04



http://www.kirari1000.com/20018picture/20018y-w1-09-3-21.jpg
神武台と錦湾の眺め





「神武天皇」について

神武天皇が奈良の橿原で天皇として即位したのは、紀元前660年旧暦1月1日(紀元節)であるとの説が一般的である。 無論、古事記、日本書紀に言われる神代のことである。

奈良時代の1300年前に編纂された古事記や日本書紀は、日本で最古の歴史書といわれ、日本人の起源や日本国土の造成が日本神話によって語られている。 

この神話によると高天原(天上の国・神の国)を中心とする神々がその大半を占め、イザナキやイザナミ(日本国土の神)、アマテラス(イザナギの子・日の神・高天原の統治者)、山幸彦と海幸彦(アマテラスの子孫)、神武天皇(アマテラスの子孫・山幸彦の孫)等が主流で登場する。



アマテラスの子供達が初めて国土へ降りてくる(天孫降臨)、この地が九州の地「日向の高千穂」といわれる。 
その後にアマテラスの子孫である神武天皇(実際には未だ即位しておらず、日本書紀では神日本磐余彦尊:カンヤマトイワレヒコノミコト という)が45歳のとき、兄弟や子供から「 東に良いところがあると聞く。おそらくそこが日本の中心地だろう。そこに行って都を造るに限る 」(大和の国)と言われ、兄弟3人と共に日向を発つ。

これが一般に神武天皇の東征といわれる。


一行は直接大和に行ったのではなく、いろいろと寄り道をしている。
始め九州北部から中国地方を回って生駒山(大阪)から大和に入ろうとしたが、大和族の抵抗が激しく失敗する。 次に海路にて熊野から大和の国へ入ろうとし、この時、紀の国の「錦浦」に上陸したとも伝わる。

錦浦は当時この地方の文化の中心であったことは記したが、尚且つこの地は大和の地に最短の距離にあった。 

神武天皇はやっとの思いで熊野につき、険しい山の中を八咫烏(やたがらす)に導かれ、苦労の末に大和の国の主・長髄彦(ながすねひこ)を滅ぼし、東征から6年目で橿原の地(奈良・橿原神宮は神武天皇の御陵)に宮を築き、即位する。

ここに初代天皇といわれる神武天皇が誕生するのである。 
時に紀元前660年2月11日であったとする。 この日、2月11日を建国記念日(旧紀元節)としているのは周知である。 


紀伊地方の「南島町」は 2005年10月、隣接する南勢町との合併により南伊勢町となった。、隣町の「紀勢町」は2005年2月、大宮町、大内山村と合併、大紀町になっている。


次回は「紀伊長島と古道






【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ    seesaaブログ   FC2 H・P   gooブログ   忍者ブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」


01. 15.

Google Analytics トラッキング コード