google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 兵庫県・神戸; 「有馬温泉」

2015年8月30日日曜日

兵庫県・神戸; 「有馬温泉」





 兵庫県・神戸; 「有馬温泉」  、









有馬温泉立寄り湯「銀の湯」




三古泉・三名泉の一つである「有馬温泉へ」 、

国道176号を宝塚駅を過ぎて少し走り、中国道を左折すると県道51号の有馬街道に入る。 
道端には古い道標が残っていて、これは太閤秀吉が有馬街道で迷う人のないようにと、有馬への道標を刻ませたという道標だという。

すぐに急な登りのヘアピンがあってそこからカーブが連続する。 
六甲の北の山麓にあたり、前方にはパノラマのように「蓬莱峡」の景色が広がっている。
灰褐色の鋭い岩が乱立している光景は不思議な風景である。

蓬莱峡を過ぎて、長い上り坂を登りきったところに「船坂」の集落がある。
ここは標高400m近くあって寒冷な気候を生かし、今でも冬季には昔ながらの製法で「寒天づくり」が行われているという。
寒天といえば長野県中部の諏訪地方が全国一寒天の生産地である。
寒天は、寒風吹きすさぶ厳しい寒さと昼間の晴天という気温差による気候が寒天作りに適しているそうで、材料は海のもので天草(テングサ)を原料として作られている。

テングサは、現在は伊豆、伊豆諸島あたりから諏訪地方へ出荷されているようである。 
テングサは天草と書くが、一昔前は「心太草」とも書き、「太」がテンになり、それがなまってトコロテン(心太)になったらしい。 このトコロテンを寒晒したものが寒天である。
食用としては太古の奈良時代以前から食されたようで、当時は僧侶の間で盛んに食べられており、朝廷の供物にも用いられていたという。
今ではダイエット、健康食品として新しい姿を見せている。



 次回、神戸 有馬温泉・Ⅱ  






【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
seesaaブログ    fc2ブログ    gooブログ    yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)  日本温泉紀行 

【日本の世界遺産紀行】   北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観   奥州・平泉   大日光紀行と世界遺産の2社1寺群   

東北紀行2010(内陸部)    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002   日光讃歌



【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   南アルプス・鳳凰三山   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   日光の山々   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「山旅の記」   「山の歌」   「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」   「日光の自然」




01. 15.

Google Analytics トラッキング コード