google.com, pub-6886053222946157, DIRECT, f08c47fec0942fa0 日本各地の美しい風土を巡ります。: 平成日本紀行(134)由布院 「湯平温泉」(Ⅱ)

2016年8月6日土曜日

平成日本紀行(134)由布院 「湯平温泉」(Ⅱ)





九州地方の皆さん、此の度の大震災に謹んでお見舞い申し上げます。
(この記事は震災以前のものです)




平成日本紀行(134)由布院 「湯平温泉」(Ⅱ) 





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湯平温泉と河原の砂湯






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湯平温泉といえば観光地としてのイメージが強いが、湯平では昔から熟年層を主とした湯治場としての伝統をかたくなに守っているようで、客層も「癒し」や保養を目的とした利用者が多いという。 

周囲を大自然にひっそりと抱かれて湧きつずける湯の里・湯平は、昨今では由布院の奥座敷としても知られ、訪ねる愛湯人が次第に増えているという。 
温泉は薬効も充分あり、飲めば胃腸に良いともいわれて湯平の旅館ではお茶のかわりに温泉のお湯が客に出されるという珍しさである。


石畳通りに入ったすぐ右側に「銀の湯」があった、格子戸の引き戸が感じいい。他にも湯平には五つも共同湯があり、下から「橋本湯」、「銀の湯」、「中央温泉」、「中の湯」、「金の湯」とある。 

中でも中央温泉はごうごうと勇ましい音を立てて流れる花合野川(かごのがわ)沿いの川原にあり、渓谷の美景が堪能できるという。 川沿いにあるため度々建物が流されたともいうが、今でも川が増水すると川水が溢れて浴槽に入ってくることがあり、時には湯船の中に魚が入り込むこともあるという。 

魚と混浴・・、これ以上の風流はないが地区の人はその度に掃除をして大切に温泉を使っていると。



坂の一番上にある「金の湯」を訪ねてみた。

急坂を上りきってやっとこ辿り着き、最上部に架かる明治橋を渡り、階段を少し川沿いに下りるとコンクリートの白壁のガッシリした建物が「金の湯」であった。 100円の入湯料を受け箱に入れて入室する、他に客はいなかった。 浴室は大して広くはないがスペースの半分くらいが湯舟になっていて、長方形のタイル張りに蛇口から少しづつ湯が注がれている。 

湯の色は薄い赤茶色というか、如何にも効能が有りそうな湯で、少々熱い加減であるが何とか浸かれる。 奥に湯揉み用であろうか、木の板が立て掛けられているのが面白い。 板に寝っころがってお湯を腹に掛ける、「掛け湯」といわれる温泉療法もあり胃腸病に効くともいう。 源泉はすぐこの上にあり、直接こちらへ引き湯しているという。 

ここの温泉は胃酸過多、慢性胃炎や腸炎などに効用があるという弱食塩泉で、飲めば胃酸の分泌を促し胃腸の働きを良くすることから「胃腸の湯」と古来から言われている。 

湯平温泉は、医療温泉の西の横綱ともいわれる天下の名湯ともいわれ、フランスのヴィシー鉱泉と並ぶとも称されているようだ。 「ヴィシー」とはフランスの温泉療養の町で、国中からこの温泉療法を求めに方々からやって来るという。

湯平温泉を満喫して、家路(双葉荘)を辿った。 それにしても今日は朝から色んな温泉に浸かったが、これぞ温泉三昧とも云うんであろうか・・、鉄輪温泉に戻ってからも勿論一風呂浸かるつもりである。


次回は、「大分」方面へ

  
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